恋人が好きなあまり嫉妬してしまったり、期待通りの行動をしてくれなくて悲しくなったり。
恋人と一緒にいる期間が長くなるにつれて愛情表現が減ってしまったり、マンネリ化していると感じたり。
そんな経験に悩む方も、多いのではないでしょうか。
恋にはたくさんの悩みがつきものです。
どれも相手が好きだからこそ、相手に心を許し甘えているからこそ感じる感情。
相手を好きなのも、相手に甘えるのも良いことのはずなのに、それで悲しい気持ちになるってなんだか勿体ないですよね。
そんな時にお手本にしたいのが、ラブグラフの人気イラストレーターまき田さんの描く「おはなし」の中に出てくるカップルさんたち。
どのカップルも相手を思いやる気持ちを忘れず、日常にある小さな幸せにきちんと目を向けています。
今回はそんな彼女たちのようになるために、産みの親であるまき田さんに恋の悩みについてインタビューをしました。
恋人との絆を深め素敵な恋をするために大切な考え方について、インタビュー形式でお届けします♡
まき田さんのTwitterアカウントはこちら!
1、恋人に嫉妬をしてしまいます。
「ライター(以下:ラ)」私の友人にも「恋人に嫉妬をしてしまう」という悩みを持つ人が多いです。そもそも、なぜ嫉妬をしてしまうのでしょうか。
「まき田さん(以下:ま)」自分に自信がない人に嫉妬してしまう人が多いように思います。他人と自分を比べてしまって、いつか相手が自分じゃない誰かに恋をしてしまうんじゃないかって、不安になってしまうんですよね。
「ラ」確かに。世の中には素敵な人がたくさんいます。不安になる気持ちも分かるかも。
「ま」でも、よく考えて下さい。その素敵な人たちに今までたくさん出会ってきたのに、恋人はあなたを選んでくれている。それってすごい事で、それだけで自信を持って良い事だと思うんです。もうちょっと言えば、素敵な人がたくさんいると分かっているからこそ、それでも恋人が自分を選んでくれるように自分ももっと素敵でいたいなって思えるのではないでしょうか。
「ラ」なるほど。恋人が他の人と自分を比べた時に、それでも自分を選んで欲しい。だから素敵な自分でいられる。相手はもっと自分を好きになってくれる。どんどんプラスの連鎖が生まれるわけですね。
「ま」そういうことです。嫉妬は必ずしもマイナスの感情ではありません。自分次第でプラスにも変えられるので、大事にして欲しい感情の1つだと感じています。
「ラ」とても素敵な考え方ですね。後は、周りから見たら充分ラブラブなのに、それでも不安を抱えているカップルさんがたまにいます。どうしてでしょうか。
「ま」一緒にいると客観的に恋人の事を見れなくなるから、でしょうか。恋人が自分に見せる態度や顔が、当たり前の顔だと思ってしまうんですよね。でも周りから見ていると、そんなに幸せそうに笑うのは恋人の前だけだし、さり気ない優しさも恋人だからこそ。
「ラ」言われてみれば…!恋人が笑ってくれるのも優しくしてくれるのも、自分のことが好きだから。自分に向けられている感情は特別なものなんだって気付くことが出来たら、それだけで幸せな気持ちになれますね。
「ま」だからそれに気付かせてくれるラブグラフは本当に素敵だなあって。今話してて改めて思いました。
2、恋人があまり愛情表現をしてくれません。
「ラ」恋人が「好き」と言ってくれない。これはどちらかというと彼女さんに多い悩みのように思います。どうしたら良いでしょうか。
「ま」「好き」という言葉でしか相手の気持ちを感じられなくなっていませんか?聴こえない好きが見えるかどうか、恋にはこれがすごく大切だと考えています。
「ラ」「聴こえない好き」、というと?
「ま」言葉にするのは苦手な恋人。でも、きちんと行動には表れているはずです。さり気なく車道側を歩いてくれたり、何気なく話した事を覚えていてくれたり、喧嘩の後に好きなデザートを買ってきてくれたり。そういう聴こえない好きに気付けると言葉が無くても幸せを感じられると思うんです。そしてたまにくれる「好き」という言葉に、飛び上がるほど嬉しくなる。素敵だと思いませんか?
「ラ」それは想像しただけでキュンです…!!
「ま」好きの表現は人それぞれなんですよね。言葉でストレートに伝えてくれる人もいれば、行動で示してくれる人もいる。恋人がどんなタイプなのか、どういう好きの表現の仕方をするタイプなのか。よく観察することが大切です。
「ラ」理想はあれど、絶対こう伝えるべき!なんてルールは恋愛には無いですもんね。周りに流されず、きちんと相手を観察すること。勉強になります。
3、付き合いが長くなり、なんだかマンネリ化してきてしまいました。
「ラ」付き合って何年か経つカップルさんからよく聞くお悩みです。いかがでしょうか。
「ま」そもそも、一緒にいる時間が長くなるにつれて新鮮味が減り、マンネリ化していると感じること自体当たり前だと思います。それは決して悲観することではありません。