■初めての「お宮参り」どんなことにお金がかかるの?
お宮参りは生まれてきた赤ちゃんにとってはもちろん、両親が「お父さんお母さん」になって初めて迎える大切なイベントでもあります。分からないことばかりで焦ってしまわないよう、お宮参りでかかるお金について、ひとつずつ知っていきましょう。
●神社に奉納する初穂料について
初穂料とは、神社でお祓いや祈祷を受けて祝詞をあげてもらった際に、謝礼として納めるお金のことです。初穂料の一般的な相場は5000円〜10000円になりますが、地域や祈祷内容によっては変わってくるので、まずは自分たちがお宮参りをする神社のホームページなどを見て調べておきましょう。
初穂料はのし袋に包んで納めます。お宮参りで使うのし袋は、「花結び」と呼ばれる紅白の水引が蝶結びになったものを選びましょう。印刷されているものでも大丈夫です。
続いて、のし袋の書き方です。表書き上段には初穂料と記入し、下段には赤ちゃんの名前をフルネームで書きます。中袋の表には、初穂料として納めるお金の金額を旧字で記入します。裏には、左下に住所と赤ちゃんの名前を書きます。
また、神社によってはのし袋が不要の場合もありますので、初穂料の金額と同じように、お宮参りをする前に確認をしておくと安心です。
●お宮参り後の食事会について
お宮参りは家族みんなが揃う貴重な時間となるので、参拝後に食事会を設けるご家庭も多くあります。食事会をする場合、どれくらいのお金がかかるのか、ご紹介していきます。
レストランやホテルなどで食事会をする場合は、お宮参りをした神社の近くだと移動が楽になるので、あらかじめ調べておくとよいでしょう。お店によっては、予約時に「お宮参りの後にいきます。」と伝えておくと、お祝いの食事プランを提案してくれたり、赤ちゃんが過ごしやすいよう個室に案内をしてくれますので、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
金額については、お店や人数にもよりますが、一人当たりランチは2000円〜5000円程度、ディナーは5000円〜10000円程度が相場のようです。
また、自宅で食事会を行う場合は、仕出しのお弁当やテイクアウトの食事を注文すると、準備や片付けの手間が省けて、赤ちゃんやお母さんがリラックスして過ごすことが出来ます。
こちらも外食と同様に、注文するお店や人数によりますが、一人当たり3000円〜10000円程度が相場のようです。
●写真撮影や衣装にかかるお金
家族で初めてのイベントとなるお宮参り。綺麗な写真でいつまでも大切に残しておきたいですよね。写真館で撮るのか、出張撮影を頼むのか、かかるお金は様々です。それぞれの特徴を把握して、自分たちに一番合ったものを選びましょう。
お宮参りの写真撮影の種類やそれぞれの相場については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
また、産着・祝い着など衣装のレンタルについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
■お宮参りにかかるお金は、それぞれ誰が払うもの?
ここまでお宮参りにかかるお金についてご紹介してきましたが、それぞれの費用は誰が出すものなのか?せっかくのお祝いの場なのに、お金の問題で揉めたくはないですよね。しきたりや決まりがあるのかどうか、調べてみました。
結論からいうと、お宮参りのお金について、どれを誰が払うべきという明確な決まりはありません。
地域によっては、赤ちゃんが着る祝い着など衣装のお金はお母さん側の家が準備をし、初穂料や食事会のお金はお父さん側の家が準備をするとされている場合もありますが、それぞれが逆になる地域もあります。双方の家で守られてきた慣習やマナーは異なるでしょうし、お金は全て自分たちで出すというご夫婦もいるでしょう。
お宮参りで一番大切なことは、赤ちゃんが無事に生まれてきたことに感謝をし、健やかな成長を願って家族みんなでお祈りをすることです。
何よりも、赤ちゃんへのお祝いの気持ちを忘れずに、家族みんなでよくよく相談をして決めましょう。
■みんなが笑顔になれるお宮参りにしよう!
赤ちゃんが生まれてからは、たくさんの初めての出来事に色々と不安になってしましますよね。まして、お金に関する物事は難しい問題ではあります。ですが、お宮参りは新しい家族の物語を紡ぐ大切なはじまりの1ページとなります。生まれてきた赤ちゃんが、これから先もずっと幸せに過ごしていけるように、家族みんなの笑顔で思い出を飾りましょう。
ラブグラフでは、お宮参りの撮影も多数行なっています。数ある出張撮影サービスの中でも、自然な笑顔があふれる高品質な写真を、よりリーズナブルに残せるよう、お得なプランもご用意しております。
家族みんなで見返すたびに幸せになれる写真を、赤ちゃんの成長とともにひとつずつ大切に残していきませんか?