遠距離の大学生カップル必読！離れていても仲良く付き合い続ける方法

遠距離恋愛に至る経緯は様々ですが、大学進学のタイミングで遠距離になったというカップルも、少なからずいることでしょう。一人暮らしで自由が増え、バイトやサークルで人間関係がぐんと広がる大学生活。きっと「すれ違いが増えて喧嘩になりそう」「寂しさや不安を乗り越えられるかわからない」と、お互いに悩むことがあるかもしれません。そこで今回は、遠距離恋愛中の大学生カップルが、長くお付き合いを続けるための方法をご紹介します！

そもそも大学生の遠距離恋愛は、ちゃんと長続きするものなのでしょうか？　まずは学生が遠距離でお付き合いするにあたって、障壁となるものは何なのか見ていきましょう。

大学生が遠距離恋愛をする際に立ちはだかる、一番大きな壁といえば「金銭的な負担」ではないでしょうか。進学のために遠くの土地へ出てきたのなら、お金を稼ぐことが生活の中心となってしまっては本末転倒。学業と両立しながらデートにかかる交通費などを稼ぐというのは、かなり厳しいのかもしれません。まずは、どのくらいの頻度で会うのを目標にしたいか話し合って決め、必要な額を計算してみましょう。

デート代を稼ぐために学業と被らない土日にバイトを頑張ると、今度は会うための休みが合わせにくくなるというジレンマに陥りがちです。固定シフト制ではないスケジュールに融通の利くバイトを選ぶ、人手不足で休みを申請しづらくなりそうな職場は避けるなどして、上手くお互いの予定を調整できるようにしておきましょう。

またまたお金の話になってしまうのですが、クリスマスやお正月、お盆などのタイミングは、航空券の料金などが跳ね上がるため交通費がかさみます。金銭的な理由で、長期休暇やイベントシーズンを一緒に過ごせないということも起こりうるのです。お互いの誕生日やバレンタイン、ホワイトデー、クリスマスなど、直接会えないイベントごとの際は、心のこもった手紙やプレゼントを贈り合うなどして乗り切りましょう！

上記のような障壁があったり、「会えない」「寂しい」「辛い」と、マイナスイメージがつきまとったりしている遠距離恋愛ですが、実は悪いことばかりじゃないんです。離れている恋人との恋愛にだって、メリットがありますよ。いい面にも注目して、前向きに遠距離恋愛を受け止めてみましょう！

確かに、なかなか会えないのは寂しいことなのですが、その分いつまでも付き合った頃のドキドキ感が続くのはメリットと言えるでしょう。近距離カップルはよく、「魔の3ヶ月目」「3年目の浮気」なんて言われたりもしていますが、遠距離カップルにこの言葉は無縁。デートのたびに新鮮な気持ちに戻れるので、相手に対するときめきが薄れることもなく、すれ違いさえなければ長くお付き合いできる可能性が高いのです。

大人になれば恋人との程よい距離感を保てるようになる人も多いのですが、学生の恋愛はむしろ、依存したり過度に嫉妬したりすることの方が「あるある」でしょう。そんな中で遠距離カップルは、一歩先に、大人な距離感を学ぶことになります。依存しようにも嫉妬しようにも、遠距離では会うことができないため、ただただ耐えるしか選択肢がないのです。もしもそれを乗り越えられれば、周りの同級生よりも少し早く、大人なお付き合いができるようになりますよ。

たまにしか会えないからこそ、恋人とのデートが、日々頑張っている自分へのとっておきのご褒美に感じられます。勉強やバイト、習い事など、少しくらい辛いことがあっても、恋人に会える日を思い浮かべれば、やる気がみなぎってくるはず！　遠距離で暮らす恋人の存在は、自分の生活全般を支えるモチベーションとなってくれるでしょう。

では、遠距離カップルが長続きするコツというのは一体どういったものなのでしょう。まずは最初に、いくつか基本的な方針を話し合っておきましょう。

金銭的な問題のモヤモヤは厄介です。最初のうちは我慢できても、積もりに積もっていくと別れの原因になることもありますよ。デートの際の交通費や食費は、片方だけに負担が偏らないよう調整していきましょうね。特に遠距離の場合は、交通費がかなり高額になります。「交互に相手の元へ行く」「会いに来てもらった側がその他のデート代を全額負担する」「合計額を割り勘」など、２人の間であらかじめ決まりを作っておくといいですね。

連絡はできる限りでいいので、こまめに取るようにしましょう。下手に連絡の頻度が下がってしまうと、寂しい気持ちから一方的にヤキモチを妬いてしまうかもしれませんし、反対に相手への関心が薄れていってしまう可能性もあります。

もちろん無理をする必要はありませんが、「なるべく１日１０分は電話する」「起床時と昼休み、寝る前にはメッセージを返す」など、ハードルの高すぎない連絡頻度を目安として設定しておくといいですね。相手との認識の違いによるトラブルを、未然に防ぐことができます。

寂しい気持ちを抱くこと自体は、遠距離恋愛をしている以上自然な流れです。しかし、自分の中で溜め込みすぎて、ある日突然爆発させてしまわないよう気をつけてくださいね。

寂しいのはお互い様ですから、恋人に「寂しい」「会いたい」としつこく言ってウンザリされないようにしましょう。ツイッターなどで専用のアカウントを作り、遠距離恋愛をしている人どうしで繋がってみるのもオススメですよ。同じ悩みを抱えている仲間なら、お互いに寄り添い合いながら、寂しい気持ちを吐き出したり、励まし合ったりすることができます。心の中のモヤモヤは、言葉にして誰かに聞いてもらうだけでも、おおかたスッキリするものです

会えない寂しさから、恋人に依存しすぎてしまわないよう、恋愛以外に夢中になれるものを探してみましょう。依存心が強くなると、数時間返信がないだけで相手を疑い、嫉妬や不安に駆られてしまいます。

夢中になる対象は、恋愛以外なら、趣味でも新しいコミュ二ティーでも、なんでもOK！　あなたが楽しそうに、何かに打ち込んでいる姿を見ると、相手もホッと安心できるでしょう。

遠距離恋愛だと、頻繁に会ってデートをするのは難しいですよね。テレビ電話やインターネットを介して、まるで一緒にいるかのような気分を味わえる「遠距離デート」を考案してみてはいかがでしょう！

テレビ電話をつなぎながら、それぞれテスト勉強をすることだってできます。あらかじめ時間の区切りを決めておき、休憩時間になったら少しおしゃべりを交わしていいというルールにすれば、勉強のモチベーションもアップ！　万が一集中力が切れてしまっても、画面の向こうで黙々と頑張っている恋人の姿を見たら、自分も再び取り掛かろうと思えますよね。1人では怠けがちなテスト勉強も、恋人とのデート感覚で行うなら、自然とやる気が湧いてくるはずです！

離れていても、オンラインゲームなら一緒にプレイすることができます。実際の距離は離れているのに、画面上ではすぐ隣に並べるのが面白いですよね。普段はゲームをしないという人もいるかもしれませんが、オンラインデートの手段としてはとても有効なので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょう。

正直、遠距離の恋人と交際を続けるには、寂しい気持ちや不安な気持ちを乗り越えていく必要があります。しかし、そうやって一緒に大きな困難を越えた相手とは、人一倍信頼関係や絆が強くなっていくものです。実際に学生時代の遠距離を経て結婚に至ったというカップルも多いので、前向きな気持ちで頑張りましょう！