大好きな彼氏となかなか会えなくなってしまう、遠距離恋愛。「すれ違いが増えて大きな喧嘩になるんじゃないか」「寂しさや不安から他に好きな人ができてしまうんじゃないか」など、悩みの種は尽きないことでしょう。
そこで今回は、遠距離恋愛中の彼氏と楽しくお付き合いを続けるためのコツをご紹介します! 実際に遠距離恋愛を経て同棲や結婚に至るカップルもいるので、上手に向き合うことができれば、きっと乗り越えられますよ!
長続きする方法①大事なことは事前に話し合っておく
事前に話し合っておくべきこと①金銭的な分担
金銭的な問題のモヤモヤは、積もっていくと別れの原因になりかねません。デートの際の交通費や食費など、片方だけに負担が偏らないよう調整する必要があります。特に遠距離の場合は、会いに行く側の交通費がかなり高額になりますよね。「交互に相手の元へ行く」「会いに来てもらった側がその他のデート代を全額負担する」など、2人の間であらかじめ決まりを作っておき、それに従って行動することで、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
事前に話し合っておくべきこと②会う頻度
遠距離恋愛中は、お互いのスケジュールや金銭的な余裕を考慮しながら、最低でもどのくらいの頻度で会えそうかを話し合っておきましょう。次にいつ会えるかわからないと、不安ばかり募ってしまいますが「2ヶ月以内には会える」と期間が見えていれば、前向きな気持ちで過ごすことができますよね。もちろん急にスケジュールが変更になることもあるでしょうから、この期間は絶対ではなく、目安として設定するくらいがいいと思います。
もし可能であれば、デートの際に次に会う日程まで決めておけると安心ですね。
事前に話し合っておくべきこと③習慣を義務にしない
「必ず1ヶ月に1回は会う」「毎晩電話する」といった具体的な内容を、義務化してはいけません。あくまで習慣にできたら理想、くらいの気持ちでいないと、お互いに疲れてきてしまいます。ただ、何も目安がないと前が見えずに不安になるので、2人が歩く道を照らすための、街灯として設定してみてください。
コミュニケーションを大事にする方法①連絡はできる限りマメにする
連絡はできる限りでいいので、こまめに取るようにしましょう。下手に連絡の頻度が下がってしまうと、寂しさで一方的にヤキモチを妬いてしまうかもしれませんし、反対に相手への興味が薄れていってしまう可能性もあります。
もちろん無理して連絡をとる必要はありませんが「ちょっと手の空いた隙にメッセージを入れておく」「通勤中に電話する」など、時間を工夫してやりくりしてみはいかがでしょうか。また、本当に忙しくて時間が全く取れなくなりそうなときは、その旨を事前に伝えておくだけで、相手の不安を和らげることができますよ!
コミュニケーションを大事にする方法②素直に気持ちを伝える
すぐには会えない距離にいるからこそ、常に素直な気持ちを伝えるよう心がけましょう。
例えば久しぶりに会えたときには、恥ずかしがらず「嬉しい」「好き」という感情を表現することで、彼氏の気持ちも盛り上げることができます。逆に言うと、あなたが本当に彼のことを好きなのか、きちんと伝えないままでいると、相手もあなたへの好意を見せずらくなってしまうのです。
また、会えない期間に不安になったからといって、わざと彼氏にヤキモチを妬かせるような発言をするのはNG! 軽い気持ちで本心とは違う気持ちを伝えてしまうと、誤解を招き、大きなすれ違いの原因になります。
コミュニケーションを大事にする方法③彼を励まし応援する姿勢を見せる
恋人とは、楽しいときだけでなく辛いときもそばにいるからこそ、絆が強くなるもの。男性は、辛い時期を一緒に乗り越えられるパートナーと、長く一緒にいたいと感じるそうです。自分が寂しいと感じているときでも、彼氏が学業や仕事を頑張っているなら、励まし応援する姿勢でいることが大事。
相手が何か困ったり悩んだりしていないか、いち早く察するためにも、自分のことばかりでなく、普段から彼氏の小さな変化に注意を向けておきましょう。
コミュニケーションを大事にする方法④2人の将来の話をする
遠距離恋愛は、先が見えないことで不安が募っていきます。なるべく2人の将来の話をするようにして、明るい未来をイメージしておきましょう。将来の話といっても、ゴールを結婚に設定する必要はありません。「来年の夏は〇〇に行きたいね」とか「2年後には同じ家で暮らせたらいいな」といったように、この先も2人が一緒にいるイメージを膨らませて、会話してみてください。
長続きする方法③寂しい気持ちを溜め込まない
寂しさを紛らわす方法①遠距離恋愛している人たちのコミュニティで、寂しさを共有する
寂しいのはお互い様なので、彼氏に「寂しい」「会いたい」としつこく言ってウンザリされないよう、気をつけましょう。また、友達に相談するのもいいのですが、同じ悩みを抱えていない相手に愚痴をこぼしすぎると、だんだん面倒に思われてしまうかもしれません。
とは言え、寂しい気持ちを自分一人で抱え込んだままでは、辛いですよね。そんな時は、ツイッターなどで専用のアカウントを作り、遠距離恋愛をしている人と繋がってみるといいかもしれません。同じ悩みを抱えている人どうしなら、寂しい気持ちを吐き出したり、お互いを励まし合ったりすることができます。心の中のモヤモヤを言葉にし、誰かに聞いてもらうだけでも、気持ちがだいぶ落ち着くものですよ。
寂しさを紛らわす方法②恋愛以外に夢中になれるものを探す
会えない寂しさから、彼氏に過度に依存してしまわないよう、恋愛以外に夢中になれるものを見つけておきましょう。依存心が強くなりすぎると、ちょっと返信がないだけでも、彼を疑ってしまうようになりかねません。
夢中になる対象は、恋愛以外なら、趣味でも仕事でも、新しいコミュ二ティーでも、なんでもOK! あなたが落ち込んでいる姿を見るよりも、楽しそうにしている姿を見るほうが、彼も安心できるはずです。
長続きする方法④デートを大事にする
デートを大事にする方法①普段から協力して準備する
デートに備え、普段からいろいろと2人で準備をしておくと、毎日のモチベーションが上がりますし、会えたときの喜びも増します。例えば、デートの費用を貯めるための節約。LINEやSkypeなどの無料ツールで連絡をとり、格安チケットを探して情報を共有し合う、という簡単な共同作業でも、デートという同じ目標に向かって、節約を行っていることになります。また、お互いに次のデートプランを練って相手にプレゼンし、話し合うという作業もいいですね。どうしたら2人の目標を達成できるのか、相手が喜んでくれるのか、ということを真剣に考える時間があれば、遠距離だからといってお互いの気持ちが離れていってしまうことはないでしょう。
デートを大事にする方法②離れていてもできるデートをする
離れていても、まるで一緒にいるかのようなデートをすることもできるんですよ。例えば、オンラインゲームで一緒にプレーしたり、テレビ電話を繋ぎながら、同じDVDを同時に観たり。なかなかお互いの予定が合わないときは、工夫して、デート気分が味わえる方法を考えてみましょう。
遠距離を乗り越えて、結婚したカップルも
以前ラブグラフでウェディングフォトを撮影してくださったTaisukeさん・Kaoriさんは、6年半も遠距離恋愛の期間があったと言います。
野球部のキャプテンとチアリーダーだったお二人は、大学2年で付き合い始めてから卒業までは同棲し、そこから6年半の遠距離恋愛がスタート。Taisukeさんには当時プロ野球選手になりたいという夢があったため、滋賀で就職したKaoriさんとは離れた埼玉県で、社会人野球をしていたのだそうです。
お二人は毎日夜に電話をし、1ヶ月に1度ほどの頻度で会っていましたが、2年目のある日ひょんなことからケンカに。2~3ヶ月も連絡を取らなくなってしまいました!
それでもTaisukeさんの所属する野球チームが優勝したことをきっかけに、Kaoriさんから連絡し再会。そこからは順調に交際を続け、8年記念日にご結婚されたということです。遠距離になって不安を抱いているカップルにとっては、励みになるエピソードですね!
遠距離恋愛は辛いだけじゃない!
遠距離の彼氏と交際を続けるには、寂しい気持ちや不安な気持ちを乗り越える必要がありますが、何も悪いことばかりじゃありません。自分の時間が増えることで新しい趣味に出会えるチャンスだって広がりますし、彼氏と一緒に遠距離という困難を乗り越えていくことで、近距離でいるよりも短期間で、信頼関係や絆が強くなっていくことでしょう。