マタニティフォトをスタジオで撮影する場合、そう何度も撮影ができるわけではありません。一般的に、1番ふっくらしたおなかが撮影できる妊娠8~10ヶ月に1度撮るという人がほとんどでしょう。
でも、せっかくの妊娠期間、もっとたくさん写真を残しておきたいですよね。妊娠初期から継続して撮り続けたいという方もいるのではないでしょうか。
今のスマホは、カメラ機能が充実しています。デジカメがなくても十分きれいな写真が撮れますよね。ご自宅で、野外で、気軽にマタニティフォトの自撮りをするコツをご紹介します。
■マタニティフォトを自撮りするメリット3つ
マタニティフォトを自撮りするメリットは3つ。
1. 撮られる恥ずかしさの問題がクリアに
今では多くの人がフォトスタジオで撮影するようになったマタニティフォト。でも、フォトスタジオではおなかを出したスタイルで撮影することが恥ずかしいという方もいるのではないでしょうか。
そんなシャイなプレママさんも、自撮りであればセミヌードや服の裾をまくっておなかを出したスタイルでマタニティフォトを撮りやすくなりますね。
2. 安静指示が出ていてもマタニティフォトを残せる
妊娠経過は人によって異なります。マタニティフォトに適している妊娠後期は、妊婦さんによっては自宅安静を医師から指示されてしまうことも。
寝たきりが指示されてしまうと困難ではありますが、自宅での自撮りであれば、安静指示が出たときもマタニティフォトを撮っておきやすいでしょう。
3. 初期から臨月までの姿を残せる
妊娠がわかった時点から自撮りをはじめて、臨月までのおなかの変化を残しておくこともおすすめ。
「妊娠月齢が変わる日に撮る」と決めて毎月自撮りを続ければ、最後にはおなかの赤ちゃんの成長具合がわかる大切な記録ができあがりますよ。
■マタニティフォトを自撮りするコツ5つ
マタニティフォトを自撮りするコツは以下の5つ。
●室内で撮るなら「窓の近く」の「白い壁」前で
室内で撮影をするなら、背景はシンプルな白い壁がおすすめ。窓が近くにある場所を選びましょう。ただし、直接日光が当たらないところがよいですよ。
●撮影時間は「日中」
撮影時間は「日中」。できれば午前中~昼過ぎくらいまでの時間がベター。夕方になってしまうと、自然光が赤くなるため、写真も赤っぽくなってしまいます。
お天気は晴れ~薄曇り程度の日がきれいに撮りやすいですよ。
●フラッシュはたかずに「露出」機能で調整を
きれいなマタニティフォトを撮影するためには、フラッシュをたかないことが鉄則です。
フラッシュは強制的に光を放つため、奥行き感がなくなってしまったり不自然な影ができてしまうのです。暗さを感じる場合は、「露出」機能で調整をしましょう。
●三脚・スタンドを使用しよう
スマホであってもデジタルカメラであっても、三脚やスタンドを用意しておくと、ぐんと自由に撮影がしやすくなりますよ。
スマホの場合は自撮り棒を使用することもできますが、スタンドや三脚を使用すれば両手があくため、おなかを両手で包み込むポーズなど、ポージングの自由度がぐんとアップ。
スタジオで撮影するようなポーズも写真も撮ることができますね。
●光に対して「斜めに」または「逆光」がおすすめ
窓からの光に対して、斜めに立つ「斜光」や「逆光」で立って撮影をすることがおすすめ。陰影がつき、やわらかくふんわりした雰囲気のマタニティフォトが撮れますよ。
■マタニティフォトの基礎知識&アイディア
自撮りのコツをチェックしたところで、マタニティフォトの基礎知識とアイディアも確認しておきましょう!
●マタニティフォトの撮影、おさえておきたい時期は?
いつでも撮れる自撮りでのマタニティフォト。しかし、その中でも絶対に撮影しておきたい時期は「妊娠8~10ヶ月」です。
この時期は、妊娠期間中もっともおなかが大きく、ふっくらしている時期。たくさん自撮りをして姿を残しておきたいですね。
マタニティフォトの撮影時期については、こちらの記事に詳しく書かれています。
●マタニティフォト、衣装はどうしよう?
フォトスタジオで撮影をする場合は貸衣装が用意されているところが多いですが、自撮りをする際は衣装をどうするのか気になる方もいるのではないでしょうか。
ネット通販などで専用のマタニティドレスを購入することもできますが、体にフィットするニットやシフォン素材のふわっとしたスカートなど、ふっくらしたおなかがわかれば、ふだん身に着けている服装でOK。
ご夫婦で撮影をする際は、色調のトーンを合わせてみても素敵な写真に仕上がりますよ。
マタニティフォトの衣装については、こちらもご参考になさってくださいね。
●素敵なポーズがわからない…どうすればおしゃれなマタニティフォトになる?
ふだん撮影する写真とは異なり、おしゃれに見えるポーズがよくわからない、そうお悩みの方もいるのではないでしょうか。
おなかに触れるときは、ただ触れるだけではなく、ちょっと下に手を添えることで丸みを強調させたり、手でハート型を作ってみたり。
エコー写真やベビーグッズなど、アイテムを使って撮影しても素敵です。また、撮影したあとの写真をあえてモノクロやセピアに加工してみても。
マタニティフォトのポーズについては、こちらの記事に詳しく書かれています。
●家だけではなく、お出かけ中にも撮ってみよう
もし体調に問題がなければ、野外でのマタニティフォトもおすすめです。グリーンをバックに撮影した写真は、室内で撮影したものとは別の素敵さがありますよ。
上のお子さんがいるなら、ふだん行っている公園で撮影をしてみても。遊びながら撮影ができるので、カメラを意識しないリラックスした雰囲気の写真が撮れるのではないでしょうか。
■やっぱりプロにも撮影をしてもらいたい!
ふだんから気軽に自撮りをし続けているうちに、やっぱり1度はプロの手できれいなマタニティフォトを残しておきたいという気持ちが芽生える方もいるでしょう。
出張撮影サービスLovegraphでは、自宅・野外でのロケーション撮影が可能。日常のひとこまを素敵に撮影した一枚や、とっておきのおしゃれな一枚など、お好みの雰囲気のマタニティフォトを撮影してもらえますよ。
Lovegraphスタンダードプラン
23,800円(税込26,180円)
75枚〜納品
カメラマン指名あり
今回の記事内のマタニティ撮影も、Lovegraphで撮影したもの。お好みの雰囲気のものはありますか?
サイトにはもっとたくさんの実例写真があるので、自撮りをする際の参考にもなりますよ!
■マタニティフォトをもっと気軽に!自撮りでたくさん写真を残そう
マタニティ時期は10ヶ月程度の限られた時間。「今このとき」しか撮れない姿を、自撮りでたくさん残しておきましょう。
マタニティフォトは、出産後、育児にちょっぴり疲れてしまったとき、初心に返らせてくれる大切なお守りにもなりますよ。
撮り直しが自由なところも自撮りのメリット。失敗は気にせず、たくさん撮影してみくださいね!