結婚は、紙一枚ですることができてしまうもの。
入籍届を出せば、晴れてふたりは夫婦になれる。なのに、やっぱり結婚式を挙げたいなあと思うのは、なんでだろう。
ただ単に、「素敵なドレスを着たい」「みんなから祝われたい」という気持ちだけじゃないと思いませんか?
■ふたりの初心を、記憶の中に残したい
変わらないものがないように、ふたりの関係も、これからどんどん変わっていく。相手が「一緒にいて当然」と思ってしまうと衝突することだってある。相手に不満を持ってしまうことが、増えていくかもしれません。
そんなときには、結婚式の日の写真やビデオを見返したい。
そのために夫婦の始まりを、"結婚式"というイベントの中に閉じ込めことで、初心に返れるきっかけになるんじゃないかなと思う。
夫婦として、歩み始めたときの気持ちはきっと支えになるはずです。
■「ありがとう」「よろしくね」を伝えたい
育ててくれた両親や、いつも一緒だったきょうだい、可愛がってくれたおじいちゃんおばあちゃん。
わたしのことをわかってくれる友達や、あなたのことを大切に想ってくれている仲間。大切な人たちだからこそ、大切なあなたを紹介したいんだと思う。
そして、普段はなかなか素直に言えない家族への「ありがとう」を、結婚式という場で勇気を借りて伝えるべきなのかもしれません。
■スタートの区切りを作って、気持ちをしゃんと正したい
入籍届を出すだけなのが悪いわけでもなければ、結婚式を挙げない選択をする夫婦が増えていることも現実だけれど、やっぱり結婚式の場って気持ちがしゃんとするもの。
豪華なものでなくても、お互いがお互いに「一緒にいます」と誓うことは、二人の間にも、式に来てくれたみんなとも、けじめが生まれる。
病めるときも健やかなるときも、あなたとずっと一緒に。その気持ちをお互いに心から感じるためにも、私たちは結婚式をしたいと思うのでしょう。
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