■ハーフバースデーとは?
ハーフバースデーは、生後6カ月を迎える赤ちゃんの記念日で、「1/2バースデー」と表記されることもあります。生まれてから6カ月後の、誕生日と同じ日付がその記念日にあたります。正確に365日の真ん中の日を数える必要はありません。
■ハーフバースデーの由来
欧米で生まれたハーフバースデーには、子どもの誕生日パーティーを盛大に行う文化が背景にあります。欧米では、自宅に招いてパーティーをするのはもちろん、カフェやレストラン、子どもが遊べる施設を貸し切って誕生日パーティーを行うことがよくあるのですが、夏休みやクリスマスなどの長期休暇の時期と誕生日がかぶっている場合は、この盛大なパーティーが開催できないことになります。
そこで、誕生日によってお祝いの規模に違いが生じないように、みんなが集まれるタイミングで誕生日パーティーを行うようになったのです。
■ハーフバースデーを日本で祝う目的
休暇を使って長期旅行などへ行く文化がない日本では、目的が少し異なります。欧米のような盛大なパーティーを行うというわけでもありません。
生後6カ月を迎える赤ちゃんにはたくさんの成長や変化が見られるため、日本ではこの成長をお祝いするのが最大の目的であることが多いです。離乳食が始まる時期が重なる場合には、離乳食をケーキに見立てて見栄えよくデコレーションすることもあります。
また、日本では子育てを頑張る親への労いの場になることも多いです。夫婦間で感謝の気持ちを伝えあったり、同じ世代の子どもを持つ親同士で祝福し合うなど、ハーフバースデーにはさまざまな目的があります。
■ハーフバースデーの祝い方は?
1歳のお誕生日はケーキとプレゼントでお祝いすることが多いですが、ハーフバースデーはどのような方法でお祝いするのでしょうか?
●離乳食でお祝い
だいたい半年ほどで離乳食を始めることが多いため、離乳食を初めて食べる記念日としても記録に残るように、可愛く盛り付けた離乳食でお祝いをします。色ごとにわけた離乳食を、デザートのようにお皿へ乗せていくのが最近人気のスタイルです。
●成長記録を作ってお祝い
手形や足形などをとって、成長記録を残します。絵の具などで手軽に行う人から、型を使って本格的に行う人までさまざまです。半年前からは想像もつかないほど大きくなっている赤ちゃんの成長を感じることができます。
●おもちゃをプレゼントしてお祝い
生後6カ月にもなると、対象のおもちゃの種類が一気に増えます。生まれたばかりの頃は赤ちゃん自身が使って楽しめるものはほとんどありませんが、半年経てばさまざまな動きができるようになるので、あげられるおもちゃのバリエーションの幅も広がるのです。そのためハーフバースデーは、新しいおもちゃをあげるのに最適なタイミングでもあるのです。
●寝相アートを撮ってお祝い
SNSの普及も相まって人気となっているのが、寝相アートです。寝ている間に布団にお祝いのデコレーションをして、上から俯瞰で撮影します。6カ月の赤ちゃんがちゃんとカメラ目線で映っている写真を撮ることは結構難しいですが、この方法なら落ち着いて撮影することができます。
寝姿から着想を得た背景にするのがポイントで、テクニック次第ではまるで走っているような写真や、ご飯を食べているような写真を撮影することもできる、ユニークな技法です。
■ハーフバースデーはイベントに行こう!
紹介したように、自宅でもさまざまな方法でお祝いができますが、たくさんの人が集まるイベントも各地で行われています。イベントではどんなことが行われているのか、一例をご紹介いたします。
●記念のベビークラウン作り
欧米がルーツのハーフバースデー。その本場では赤ちゃんにベビークラウン、つまり赤ちゃん用の王冠をかぶせるのが慣わしのひとつにあります。
可愛らしい生地や扱いやすいフェルト、エレガントなレースなどでを使って、可愛いベビークラウンをみんなで一緒に作るイベントです。
●ハーフバースデーフォトの撮影会
プロのカメラマンにハーフバースデーの記念写真を撮ってもらいます。多くのスタジオにはすでに、撮影に使う背景やぬいぐるみなどのアイテムが揃っているので、子育てに忙しくても撮影のための準備が必要がないのがメリットです。
ラブグラフの出張撮影では、ロケーション撮影はもちろんお家での撮影も可能です。
ラブグラフのハーフバースデー撮影
・プラン:スタンダードプラン
・23,800円(税込26,180円)
・撮影時間:1〜1.5時間
・納品枚数:データ75枚〜
●成長記録アートのワークショップ
手形や足形をとって、一生残るアートとして制作ができるワークショップです。画材の使い方などはもちろん、コツなども教えてくれるので安心感があります。親子で参加した思い出としても、記憶に残ります。
■子育てを頑張る家族のためにも
お誕生日は通常迎える人が祝福されるものですが、生後6カ月のお祝いでは日々子育てに奮闘する家族を労う人多いです。普段あまりありがとうと言う習慣がないと言う方々こそハーフバースデーを開催して、感謝の気持ちを伝え合うのがおすすめですよ。