成人式の髪飾りはどうする？レトロなリボンや贅沢な生花も人気

人生でたった一度きりの成人式には、男女ともに和装で参加する人が多いです。和装の場合女子は最高クラスのフォーマルウェアである振袖を、男子は袴を着ることがほとんど。和装でない場合は、女子はフォーマルなワンピースやスーツを、男子はスーツを着る人が多いですが、それでも前撮りは和装で撮影をするという人が大半を占めています。

振袖はレンタルをする人も多いですが、代々先祖から受け継いだものを着る家庭も多いのが成人式ならではの特徴です。卒業式などではあまり見られない風習で、成人式がいかに重要な行事であるのかを伺うことができます。

洋装で参加する方は、明るい色のドレスなどを選ぶといいでしょう。振袖は一般的に柄が華やかで面が広いので、どんなものでも目立ちます。フォーマルウェアで参加すると大勢の振袖を着た参加者の中で紛れてしまう可能性もあるので、少し派手すぎるくらいのドレスを着て行っても大丈夫です。憧れのカラードレスなども、この機会に挑戦してみることだってできますよ。

ドレスに合わせて髪飾りも、晴れの日を表現するようなエレガントなデザインのものを選ぶのがおすすめです。和装ではあまりつけないアクセサリーも、和装なら楽しむことができます。

特に女子は、和装に合わせる髪型に悩むと思います。

普段とは違ったアレンジなので、自分がやっている姿が想像つかないこともありますよね。一般的にはどんな髪型が合うのか、例をご紹介します。

振袖はロング丈でボリュームがあるので、ヘアスタイルはアップがバランスよく仕上がります。

首回りの髪をまとめることで、くびれを作り流れのあるシルエットにするのが理想的です。毛先の動かし方で、若々しい派手なデザインにもシックで落ち着いたデザインにもすることができるので、美容師さんと相談しながら決めるのがおすすめです。

もう何年もずっと、高い支持率を保ち続けている髪型です。丸みを帯びたシルエットが可愛らしいボブですが、大人がやると色気もでる髪型です。子どもから大人になるタイミングである成人式におすすめの髪型です。

ボブは西洋ではあまり見ない日本らしい髪型の一つなので、ヨーロッパ風のドレスではなく振袖を着る成人式だからこそ、合わせたいスタイルの一つでもあります。

艶やかなストレートでも素敵ですが、お着物の柄に負けないよう巻いてから髪飾りをつけるとより華やぎを演出することができます。

ロング丈の振袖とベリーショートのヘアスタイルの相性は抜群です。

お着物を着ているときは全体的にボリュームがあるので、ベリーショートヘアでスッキリとまとめることで小顔効果も見込めます。また、髪型がシンプルなので、どんな髪飾りも違和感なく合わせることができます。

髪飾りの調達方法や、それぞれの特徴をご紹介します。髪型を決めてから髪飾りを選んでも良いですし、お気に入りの髪飾りを活かす髪型を後から考えても大丈夫です。

呉服屋さんやヘアアクセサリーショップで購入することができます。和装に定番のかんざしをはじめ、和柄の生地や造花を使ったものが多いです。ユリなどの海外が原産地の花がモチーフのものを選べば、洋装のイベントなどにも使うことができます。

つまみ細工と呼ばれる手法で作る飾りは和の雰囲気に馴染み、成人式でも人気です。自分で手作りする際には好みの色の組み合わせや大きさに仕上げることができるので、こだわりがある方には特におすすめです。丸みがあり柔らかい印象になり、大和撫子の雰囲気を演出することができます。

生花を使った髪飾りなどは、注文して職人さんに作ってもらうのが人気です。もちろん長持ちするものではないので経済的ではありませんが、生花には香りや凛々しさなど生花にしか出せないオーラがあります。永遠ではない儚さも和の文化をを象徴しており、魅力のひとつになります

成人式は、一度体験したらもう二度とお祝いすることができません。そんな人生一度きりのイベントだからこそ、とびっきりのおしゃれをして参加したいですよね。式当日は髪型もバッチリ決まったコーディネートで、ずっと記憶に残る輝かしい一日にしてくださいね。