■お宮参りの参拝は必須?写真だけはダメ?
赤ちゃんを連れての外出は大変なもの。「赤ちゃんの晴れ姿さえ残せれば…」と思いたくなる気持ちもわかります。実際に、お宮参りの参拝は必須なのでしょうか。
●「生後1ヶ月」にはこだわらず、できればお参りを
お宮参りは赤ちゃんの生後1ヶ月頃に行うもの。ただし、この頃はまだママの体調が戻っていない人も。外に出るのがつらいと感じるママもいるでしょう。
そうした方は、無理に生後1ヶ月頃に参拝に行く必要はありません。そもそも、地域によっては生後100日頃にお宮参りをするところもあります。
しかし、お参り自体をなしにするのではなく、できれば落ち着いた頃に神社に参拝に訪れたいものです。
●祈祷が難しいなら、せめて参拝に訪れよう
お宮参りでは、祈祷をしてもらうのが一般的。しかし、神社によっては事前の予約が必要だったり、ある程度の時間が必要になったりと、正直「難しいなあ」と感じる人もいるでしょう。
祈祷をしてもらうに越したことはありませんが、がんばりすぎるのもかえってマイナスになってしまいます。産後の状況は家庭によって異なります。祈祷が困難だと感じる方は、せめて参拝に訪れ、お賽銭をして手を合わせましょう。
●季節によっては、写真だけを先に済ませるのも手
真夏や真冬など、季節的な事情で「生後1ヶ月頃に神社に行くのは厳しい」というケースもあるでしょう。こうした場合には、写真とお参りを一緒に数ヶ月あとにずらしてもOK。
赤ちゃんの顔立ちはあっという間に変わっていってしまうもの。屋内フォトスタジオであれば赤ちゃんにあまり負担をかけずに済むため、「写真だけを生後1ヶ月頃に先に済ませておく」ことも方法のひとつです。
ただし、真冬の時期に撮影を行うのであれば、ハウススタジオや自宅での出張撮影がおすすめ。生まれたての赤ちゃんであっても、感染する可能性がある流行病はあるもの。病気が蔓延しやすい時期の人混みへの外出にはリスクがあることを知っておきましょう。
お宮参りの時期や持ち物、写真撮影については、こちらの記事もご覧ください。
■そもそも、お宮参りって?意味合いから必要性を考えよう
「お宮参り」とは、そもそも何のために行うものなのでしょうか。行われてきた意味から、参拝の必要性を考えてみませんか?
●お宮参りは赤ちゃんの誕生の報告&ご挨拶
現代は、生まれ育った土地で先祖代々が生き続けていくことは少なくなりました。しかし、昔は同じ土地で生まれ育つのが主流。そのため、各家庭に「氏神様」と呼ばれる神様が祀られている神社があるのが一般的でした。
氏神様は、その土地の神様。住んでいる人たちを守ってくれる存在だと考えられているのです。
お宮参りは、そんな氏神様に、「新たに子供が増えました」と、無事に出産できたお礼と報告、「健やかに成長するようにお守りください」とのお願いのために行われてきたのです。
●赤ちゃんに何かあったとき…「しておけば良かった」と思わないために
お宮参りを始め、七五三、大人になってからの厄除け。こうした神社へのお参りは、どれもこれも必須ではありません。
しかし、それぞれに行われてきた意味があるのも事実。信仰心が強くない人であっても、何か悪いことが起こったとき、「あのときにきちんとお参りしておけば良かった」と後悔してしまう人は少なくないのではないでしょうか。
大切な子どものことで、「お宮参りをしておけば」と思いたくはありませんよね。「せめて手を合わせに行く」だけでも、気持ちの面で変化があるのではないでしょうか。
また、日本の風習を伝えていく意味でも、伝統行事を大切にすることは素敵です。
お宮参りについては、以下の記事もご覧ください。
■参拝と写真を同時に済ませられる!ロケーション撮影は自然な姿も残せるからおすすめ
神社に参拝に行って、そのあとフォトスタジオに行って…。長時間に渡るスケジュールは、赤ちゃんにもママにも負担がかかるもの。別の日程に設定することも煩わしいと感じる方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、参拝時に写真撮影も済ませられるロケーション撮影です。出張撮影サービスLovegraphでは、全国各地にプロカメラマンを派遣可能。参拝中・祈祷中の家族の自然な表情をきれいに残せます。
家族がカメラマンを担うのも素敵ですが、そうすると家族全員の姿を残せないもの。イベントのときくらい、プロにお願いしてみても良いのではないでしょうか。
ただし、境内・祈祷中の写真撮影は神社側が禁止している場合があります。必ず事前にチェックしておきましょう。
※この記事に使われている写真は、すべてLovegraphで撮影したものです。
【Lovegraphスタンダードプラン】
・23,800円(税込26,180円)
・撮影料・カメラマン出張料・カメラマン指名料(一部カメラマン有料)
・データすべてお渡し(75枚~、レタッチ込み)
■無理のないスタイルでお宮参り&写真を済ませよう
赤ちゃんの個性は人それぞれ。また、産後のママの体調の戻りも人それぞれです。夜に寝てくれず、度重なる授乳に疲労困憊……そんなママもいるでしょう。
無理に生後1ヶ月頃にお宮参りを済ませなければいけないことはありませんが、お宮参り自体は「神様へのご挨拶」。きちんと祈祷までお願いしなくても、赤ちゃんの健やかな成長を願って、参拝だけはしておきたいものです。
毎日続く育児に悪影響が出ないよう、無理のないスタイルでお宮参りの参拝&写真撮影をしてくださいね。