こんにちは、ラブグラフで関西担当カメラマンをしているTommyです。
今は大学に通いながら、カメラマンとして活動していてます。
ラブグラフの中にはいろんなタイプのカメラマンがいますが、僕は明るく鮮やかで、その場所の雰囲気を活かした写真を撮るのが好きです。周りの友達や、カメラマンからは「楽しそうなのが伝わる写真」なんて言ってもらうことが多くて、嬉しい限りです。
そして普段から、彼女と思い出作りに三脚と一眼レフのセルフタイマーを使って2人の写真を残すようにしています。
この写真が楽しそうだという理由でインタビューをしてもらったことがあるので、その記事もよかったら見てください。
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そんな僕が今回は、写真との出会いから、ラブグラフと出会いカメラマンとして活動するまでの話を、初めて自分の言葉で書きます。
実はラブグラフのカメラマンに応募するときにも”自分が写真でお金をもらうこと”に迷いがあったし、ラブグラフカメラマンとして活動するようになってから苦労したこともあります。そんな話に少しお付き合いください。
■カメラとの出会い
僕の家には僕や妹が写った写真が本当に沢山あります。それは、お母さんが残してくれているからです。生まれたての頃からつい最近の写真まで本当にたくさん残してあります。
その写真を今でも年末の大掃除やテスト勉強中によく見返します。
両親や妹を呼び出して一緒に
「これ幼稚園やんな?こんなんやったんや〜」
「うわ〜、俺これ小学生?なつかし〜」
「お兄ちゃんちっちゃ!」
「小学生の卒業式の写真ええ写真やな〜」
「お兄ちゃんちっちゃ!」
「うるさいわ!」
なんて言いながら写真を見て思い返す時間が好きです。
最初はお母さんが撮ってくれているだけだった写真を、お母さんの真似をして自分も撮るようになって、中学1年生の頃には写真を撮ること好きになっていました。
#20歳の誕生日に0歳からの写真を並べてみました
家にあったコンパクトデジカメ(レンズの取り外しができない普通のデジカメ。以下:コンデジ)を持って友達の写真をよく撮っていて、その時は何気なく自分がこの楽しい時間を思い返す為に撮っていました。
しかし中学3年の修学旅行をきかっけに写真を撮る理由が変わりました。
いつもは誰かに写真を渡すということはしていなかったのですが、3日間の修学旅行で撮影した写真を眺めているうちに旅行の記憶やその時の会話まで蘇ってきて「みんなにこの写真をプレゼントしたい!」と思ったんです。
そこで、その写真たちをスライドショーにしてDVDに入れ、次の日ドキドキしながらクラスのみんなに教室で配ると「うわ、すげぇ!」と、びっくりするくらい友達みんながキラキラした笑顔で喜んでくれました。みんなに喜んでもらいたいと思ってやってみたことに対して、自分の想像以上の反応をくれたのが嬉しかったし、その時のみんなの笑顔は今でも忘れられません。
その出来事をきっかけに“自分のために撮る写真”が“みんなの為に撮る写真”に変わりました。
#修学旅行の写真
■Lovegraphとの出会い
高校を卒業する時には一眼レフでもっと綺麗な写真で残したいなと思い、お母さんが高校生の僕を撮っていた一眼レフを借りるようになりました。
学校から帰ってきては毎日の様に一人で夕日や飛行機を撮りに行ったり、近くの河川敷に出かけたり星を撮りに行ったりして、友達や家族に喜んでもらえる写真を残せる様にカメラの技術を独学で磨いていました。
#家の近くからよく撮っていた夕日
そして大学1年生の頃自分用にカメラを手に入れ、自分が自由に撮っていた思い出の写真以外にも、イベントの写真やファッションショーの写真なども撮るようになりました。そんな中、SNSで元々知っていたラブグラフカメラマンの"えーちん”さんにあるイベントで出会いました。
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えーちん
関西カメラマン出身で、今はラブグラフの社員として活躍されています。写真を撮った人も、その写真を見た人もほっこりさせられる様な写真を撮られる、僕が大尊敬する先輩です。
えーちんさんがラブグラフのカメラマンとして活動されるまでの道のりの記事もぜひ読んでください!
えーちんさんの写真はこちらから見られます。
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その時ラブグラフのカメラマンとして活動していたえーちんさんにラブグラフの話やえーちんさん自身が写真を撮っている理由を聞いて、ラブグラフに熱い想いが湧きました。
#当時のえーちんさん(右)と僕(左)
自分のためではなく、ラブグラフのカメラマンになって多くの人の思い出と幸せな時間を写真で残す事ができたら、写真を残すという事の素晴らしさを改めてたくさんの人に届けられるんじゃないかと本気で思ったんです。
ですが、それまで趣味として好きなように写真を撮っていたこともあり、僕は「お金をもらって自分が撮影する」ということに不安も抱きました。先輩や両親、友達に相談し「本当に向いてると思うからやってみろ」「好きな事で人を幸せにできるお仕事なんてそんなに身近に現れるものじゃないよ、いい機会だよ」などと背中を押してもらい、やっとの思いで応募フォームに想いをぶつけて送信しました。
これが応募の時に送った写真です。大学で仲のいい友人に頼んで撮影させてもらいました。初めてのカップル撮影で、撮ってる自分が照れてしまったのを今でも覚えています。
■Lovegraphにジョインして気が付いたこと
無事ラブグラフにジョインすることができて数ヶ月経った頃に、僕がとても悩んだことがあります。
それは”ラブグラフでないとできない撮影”をできるようになるにはどうしたらいいか?ということです。
ラブグラフのお客様はカップル、家族、友達グループなどさまざま。1組1組いろんな想いがあって依頼してくださいます。
記念日だから、結婚前の記念に、旅行中の楽しい時間を。遠距離恋愛で数ヶ月ぶりに会うから、家族との写真が少なかったと気づいて。家族が増えたから、二人の写真をもっと増やしたくて。今しか撮れない写真が欲しくて。
本当に色んな理由で依頼してくださいます。
『撮影を依頼されて、良い写真を撮ってあげる』
それは、ラブグラフでなくてもできる事だと思ったんです。
そこで、僕はただ写真だけで喜んでもらうのではなく「撮影した日そのものが思い出に残るようないい日」になるように意識して撮影をするようにしました。
いい日にしようと思うといろんなことを考えないといけなくて、例えばドレスや着物などの特別な服装での撮影は長引くと疲れてしまうし、夏場だと1時間外にいるだけでクタクタです。小さなお子さんもいれば、妊婦さんもいます。
それから旅行の間の貴重な時間を使って撮影を依頼してくれる方もいるので、そういったお客様一組一組にあった撮影を心がけるようにしました。
その中でも印象深いのがこの時のお二人です。
世界一周の旅をしている彼とそれを8ヶ月間ずっと日本で待っていた彼女さん。
彼女の誕生日に合わせて一時帰国された彼氏さんから「久しぶりに2人でいる時間を撮影してほしい」といった撮影でした。
“今日の思い出が離れている間の支えになるように、ありのままの2人を撮影したいな”と思って、カメラを意識してもらわないような写真をたくさん撮りました。
この撮影もあり、お客様の予定にマッチした時間配分だったり、おすすめ場所だったりを僕がリードして撮影前後の時間もワクワクしてもらうこと。そんなことを考えながら毎回の撮影に臨むようになりました。
そうして2年がたった今、お客様からは
「とっても楽しかったです」
「いい記念日になりました」
「今日の撮影はとってもいい思い出です」
「またTommyさんにお願いしたいです!」
などの声もいただけるようになり、ラブグラフを撮っているカメラマンだと胸を張って言えるようになりました。
#三脚を使って僕も一緒に写らせてもらった時の一枚
今こうしてラブグラフで僕ががんばっていられるのも、
昔大切な事に気づかせてくれた友達
それから写真自体を好きにさせてくれた母。
今まで撮影させてもらったお客様。
いつか依頼したいと言ってくださってる方。
いつもお世話になっているラブグラフの先輩。
そして応援してくれるみなさんのおかげだと、心から思っています。
これからも写真っていいなって、残して良かったなって思ってもらえる写真を撮っていきいです。
そして、ラブグラフでしか体験できない”いい思い出”を届けられるようにもっと頑張ります!
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最後におまけですが、実は僕と彼女の成人式に合わせてラブグラフに撮影してもらったことがあります。
撮る側として活動している中で人生の節目として残したいなと思ったのが成人になる自分の姿だったんです。初めてラブグラフを撮る側から撮られる側になりたいと思った時の写真は今でも宝物です。
人生の節目を、数年後でもいい写真で見返せるように、恋人とでも家族とでも友達とでもいいから必ず写真に残して欲しいと心から思っています。
ラブグラフで残す成人式は、こちらから申し込みができます。(関西の方は、よかったら僕にご相談ください!)