約2ヶ月ぶりに帰ってくるパパと、日本で待つママと1歳半の娘さん。「再会のときを撮影してほしい」をラブグラフに撮影依頼をいただき私はその撮影に同行しました。
momochyさん描き下ろしのイラストでお楽しみください。
■もう待てないよ!娘さんから見た羽田空港
多くの人で溢れかえっていた羽田空港。
到着ロビーで今か今かと、スマホを握りしめるママの様子からパパに会えるドキドキが伝わってきました。スマホが鳴り、パパがついたという連絡が入ったとき私も「いよいよ再会だ」とドキドキしました。
当日は入国ラッシュにぶつかってしまい、目を凝らしてパパを探す2人。
「あ、パパだ。」とママはその姿を捉え、何度も呼びかけると2人に気付き、歩み寄るパパの顔にはどびきりの笑顔が浮かんでいました。
■2ヶ月ぶりのパパ、おかえりなさい!
やっと歩けるようになったという娘さんが、まだ覚束ない足取りでパパに近づいていく様子を、後ろから「がんばれ!」と思いながら見ていました。
パパは娘さんを抱っこして、頰に何度もチュッとすると娘さんははにかみ、ママも満面の笑顔を浮かべる。
久しぶりにパパに抱っこしてもらえた!この時の愛くるしい表情を忘れないだろうと思う。
1歳4か月の彼女にとって、その2か月は人生の約1/6。相当長く感じたことだろう。当日、抜けるような青空に、3人は再会の祝福をされたかのようだった。
ここから一週間後の帰国まで限られた期間をどのように過ごすのだろう。当日は撮影の後、帰路についたご一家。
■この幸せな日々がずっと続きますように
娘さんの愛くるしい様子、パパとママの幸せな気持ちが伝わり、私は胸がぐっとしました。
そこで、パパさんに「長時間の飛行機で移動を繰り返しながら、ほんの少しの間しか会えないこの日生活はいつまで続いてしまうのですか?」と伺いました。
私としては、できればずっとずっと今のこの時間が続いて欲しいと思ったのです。
パパさんの口からは「この先も単身赴任が続きそうなので赴任先へ家族を迎えたいと考えています。」というご返答が。
遠くない将来、この家族の皆さんがまた共に過ごし、今よりも笑顔の絶えない毎日が続くことを願っています。